歴史

尾道の歴史と文化

尾道水道

尾道は瀬戸内海に面した歴史ある港町です。
自然の良港をもつ市域は、平安時代に備後大田荘公認の船津倉敷地、荘園米の積み出し港となって以来、対明貿易船や北前船、内海航行船の寄港地として、中世・近世を通じて栄えました。
約800年の歴史を持つといわれる尾道港では、各時代に豪商を生み、その財を惜しみなくお寺の建立や町の整備などに投資しました。

尾道の文化 商人の居宅、別荘、茶園、庭園などの商人文化が開花し、その商人の庇護を受けて、文学、絵画、茶道、囲碁などに関わる文人墨客が多数居住し、現在でも市内にはそうした人々の活動の痕跡が様々な場所で見て取れます。
《尾道の名前の由来》
大宝山(千光寺山) 摩尼山(西国寺)瑠璃山(浄土寺山)の各山が海にせまり、海岸沿いに山の尾根伝いに一筋の通りが有ったことから「山の尾の道」に由来するという説と、港町尾道にとって大切な船の航路からうまれた「澪の道」という説が有ります。

浄土寺 多宝塔、西國寺 仁王門、千光寺

尾道には歴史的な寺院がたくさんあります。
市内にある浄土寺は、奈良時代の613年、聖徳太子によって創建されました。
1336年に建武の乱に敗れた足利尊氏が再起の戦勝祈願を浄土寺で行いました。
また、西国寺は729年、千光寺は806年に創建されたと伝えられています。
奇跡的に戦禍を逃れたため,現在でも約千数百年前の姿を見ることができます。
文学のこみち、志賀直哉旧居
「暗夜行路」を書いた志賀直哉、尾道の女学校に通った「放浪記」作者の林芙美子を始め、多くの文人たちのゆかりの地でもあり、
また小津安二郎監督の「東京物語」や、大林宣彦監督の尾道三部作「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」などの映画の舞台としても有名です。

藁の家

昭和18年創業の西山別館

そんな歴史ある尾道の地で、西山別館は昭和18年に創業いたしました。
瀬戸内海を望む山陽を代表する宿として、多くのメディアに掲載いただくと共に多くの著名人に御愛顧頂いており、瀬戸内海を望む芝庭園に点在する離れは、当時の名工の技が光る建築・設えとなっております。
お客様に宿泊していただく客間は、そうした文豪達の息遣いをそのままに残しています。
そしてあなたもその歴史の魅力に心惹かれることでしょう。
中門

藁の家 沖の家
「藁の家」「沖の家」家引きの様子

当館のシンボル的なお部屋の藁の家、そして沖の家の家引きの様子です。
現在の場所へ、藁の家を移動させている時の写真です。500メートルほど離れた場所から、海の上を移動させています。